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特別法第001条DUST(ダスト)  著:山田 悠介

特別法第001条DUST(ダスト)  著:山田 悠介

内容は、
二〇一一年、
国はニートと呼ばれる若者たちを“世の中のゴミ”として
流罪にする法律を制定した。
ある日突然、孤島に“棄民”された章弘と五人の若者たち。
刑期は五〇〇日。絶えず襲いかかる敵の襲撃と飢餓の恐怖。
生死を賭けたサバイバルの中で、
仲間同士の裏切り、殺し合い、そして友情と恋愛。
この島から、いったい何人が生きて出られるのか。
(Amazon参照)


映画化もされたリアル鬼ごっこの著者 山田 悠介さんの作品です。
この作家さんの作品でリアル鬼ごっこの次に読んだ作品です。

まだ2作しか読んでいませんが、
山田 悠介さんの作品は僕にはちょっと合わないみたいです。

設定は独特の視点なので
山田ワールドとも言える特徴のある物語になっていて
興味もそそられるんですが、

いざ読み終わると何だかスッキリしません。

終盤手前までは物語に入り込めて
テンポ良く呼んでいけるんですが、
ラストが単純で結末が早い段階から予想ができて
あっけない感じが個人的には受け付けません。

それまでの勢いのある展開が
ラストに近づくにつれて尻すぼみに。

大風呂敷を広げながらもまるで回収できていません。

これはリアル鬼ごっこでも感じた事なので
きっとこの作家さんの特徴なんでしょう。

中盤まではおもしろいのに後半がまるで受け付けませんでした。

個人的にあまりオススメできない作品です。

特別法第001条DUST(ダスト)  著:山田 悠介_a0114618_0284379.jpg


中盤までは★4つですが、ラストが微妙なので
★★☆☆☆ 星2つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2010-05-08 00:28 | 読書


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