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パリより愛を込めて

パリより愛を込めて
2010年公開のフランス映画です。(R-15指定)

内容は、
ジェームズ・リースはパリの在仏アメリカ大使館で働く見習いCIAエージェントで、
派手な仕事をすることを期待していた。
そんな彼の前にある日、
敏腕捜査官のワックスが麻薬捜査のためにやってくる。
(Wikipedia参照)


主な出演者
ジョン・トラボルタ、ジョナサン・リース=マイヤーズ、
カシア・スムトゥニアク

リュック・ベッソンさんが監督で
主演がジョン・トラボルタジョナサン・リース=マイヤーズ
と観たくなる要素がいっぱいの本作。

感想としては概ね楽しめたのですが、
期待していた程のおもしろさは正直ありませんでした。
なぜか映画に感情移入できず最後まで集中できませんでした。

まず、各キャラクターにの魅力が不十分。

ジョン・トラボルタが破天荒なキャラで麻薬を吸ったり、
バカスカと悪人を殺して行くんですが、
その判断基準は明確に描かれていないので、
結果的に悪だから殺したってゆうのはわかるんですが
どうも釈然としません。

アクションシーンは、ジョン・トラボルタにこんな動きができたんだ
ってぐらいシャープな動きで、ちょっと感動はしますww

もう1人の主役、ジョナサン・リース=マイヤーズが演じる
ジェームズ・リースもずっとトラボルタに押されっぱなしで
最終的には成長>(ワックスに影響)されて存在感を出しますが
彼が成長していくような様子もなく(原因となる事件は起こりますが)
突然、最後に帳尻合わせをした印象。
細かい演技などは良かったので、純粋に脚本が微妙なんでしょうか?

テロリストも登場しますが
その動機もほぼ描かれてなくて
そこにドラマ性がほとんど感じられませんでした。


色々な過去の名作にオマージュしているらしく
タイトルは 007 から
劇中 ベストキッド からセリフの引用やワックスの名前
など小ネタはちらばっています!


見所はトラボルタのアクションシーン(もちろん演技も)と
ジョナサン・リース=マイヤーズの演技です。

ストーリーはざっくりした感じなのであまりフランス映画っぽくないので
気をつけてください。

パリより愛を込めて_a0114618_12324156.jpg


★★★☆☆ 星3つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2010-05-31 12:32 | 映画&ドラマ


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