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そうか、もう君はいないのか 著:城山三郎

そうか、もう君はいないのか 著:城山三郎

内容は、
2007年3月22日、著者の城山三郎没後に、
次女の井上紀子と新潮社編集部の手で、
遺されたメモや原稿を再編集して出版したもの。
それらの遺稿には、「ё」という印しが付されていた。
「ё」は、ロシア語で「ヨウ」と読み、
妻の容子に関する原稿類である事を表していた。
(あとがき「父が遺してくれたもの」(井上紀子)による)
(Wikipedia参照)


作者がお亡くなりになった後、
娘さんと編集者の力によって世の中に出てきた作品です。

こんなにもストレートに気持ちが伝わってくることは中々無い気がします。
本当に、この本を読めて心から良かった!

それはきっと「人を泣かせてやろう」とか「感動させてやろう」いった
ある意味、作為的な不純物(?)のようなものが
一切感じ取れないからかもしれません。

にも関わらず、読み進めると涙腺が緩くなりました。

ただただ、著者の妻への愛を感じ取ることができるからでしょうか。


内容をダラダラ書くとすごくチープになってしまうので、
一度読んでみてください。

本当に良い作品ですので、オススメです。

そうか、もう君はいないのか 著:城山三郎_a0114618_1235294.jpg


★★★★★ 星5つです!
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「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2010-09-15 12:35 | 読書


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