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白銀ジャック 著:東野圭吾

白銀ジャック 著:東野圭吾

内容は、
ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――
「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。
年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を
嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。
雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。
すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。
今、犯人との命を賭けたレースが始まる。
(Amazon参照)


東野圭吾さんの作品だけあって安定感のある内容。
自身がしていたスキーに関連している雪山が舞台なところにも作者らしさを感じます。

まさに、ミステリーの王道といった展開で、

所々にヒントを散りばめて
犯人をある程度想像させておいて
裏切る
といった流れになっています。

これでももちろんおもしろいんですが、
最後の裏切りで真犯人が明らかになっても
あくまで想像の範囲内で
衝撃的な内容では全く無いのが残念

他の作家さんならこれで満足なんですが、
東野圭吾さんの作品のファンの人には
少し物足りない内容です。

これから冬になりますし、
軽い気持ちで読むには良い1冊です。

白銀ジャック 著:東野圭吾_a0114618_1322084.jpg


★★★★☆ 星4つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2010-10-26 13:22 | 読書


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