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運命のボタン(The BOX)

運命のボタン(The BOX)

2009年公開(日本公開は2010年)のアメリカ映画で
リチャード・マシスンの短編小説
「死を招くボタン・ゲーム(原題:Button, Button)」が原作です。

内容は、
ある日、ルイス夫妻の元に箱が届けられる。
その箱の中には赤いボタンが付いた謎の装置が入っていた。
不思議に思う夫妻だったが、その日の夕方、
彼女らの前にスチュワートと名乗る老人が現れる。
彼は装置の事を説明するのだが、
それは「この装置のボタンを押せば100万ドルを手に入れることができる。
しかし、世界のどこかに住んでいる、貴方の知らない誰かが死ぬことになる。」
という恐ろしいものだった。
夫妻はこの誘いに乗るべきか迷うが…
(Wikipedia参照)


監督・脚本:リチャード・ケリー

主な出演者
キャメロン・ディアス、ジェームズ・マースデン、フランク・ランジェラ
ジェームズ・レブホーン、ホームズ・オズボーン、etc...


箱の中のボタンを押すと2つの事が起きる
・大金がもらえる(約1億円)
・どこかの自分の知らない人が死ぬ


予告編を観た時に、こんな変わった設定にワクワクドキドキしました。
しかも監督がドニー・ダーコのリチャード・ケリーという事もあって
期待が大きく膨らみます。

しかし、実際に観てみると・・・

序盤~中盤までは、主人公達の心理描写を描いていておもしろいんですが、
中盤~後半にかけてはSFじみたオカルト方向に展開してわけがわからなくなってしまいます。

まぁ監督らしいといえばらしいんですが、
日本版の予告を見た限りでは全く違う内容を想像していただけに、
理解に苦しむは期待はずれだわで散々でした。

(日本版の)予告を観なければ、リチャード・ケリー監督という事もあって
それなりに観れると思いますが、
かなり暗く終末的な内容なので、観る人をすごく限定すると思います。

さすが異才リチャード・ケリーww

ただし、物語の作り方や
独特を雰囲気を出す助けにもなっている
劇中の色のチョイスなど観るべき点はたくさんあるので、
マニアックな映画好きの方にはおすすめの1本です。

運命のボタン(The BOX)_a0114618_1239356.jpg


観る人を限定する映画なので少し厳しく
★★★☆☆ 星3つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2010-11-11 12:40 | 映画&ドラマ


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