人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ダイイング・アイ 著:東野圭吾

ダイイング・アイ 著:東野圭吾

内容は、
誰もが少しずつ嘘をつき、
誰かを陥れようとしている。
記憶を一部喪失した雨村慎介は、
自分が交通事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、
思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める……。
俺をみつめるマネキンの眼。
そいつは、確かに生きていた。
(Amazon参照)


僕も買った当初は知らなかったんですが、
本作が連載されていたのは、1998~1999年
単行本として発行されたのは、2007年
連載から発刊まで8年間も開いていた「幻の作品」らしいですww


単行本の帯にあるキャッチコピー「今度の東野圭吾は、悪いぞ。
に何か無性に惹かれて普段は買わない単行本を買ってしまいました。

読み始め(~後半まで)は普通のミステリー小説だと思っていたんですが、
よくよく最後まで読むと、なんとホラーミステリーでした。

どの点がホラーなのかはネタバレになるので、
ここでは書かないでおきます。

少しずつ謎が解けていき、記憶が蘇り、
その様子がドキドキハラハラし、
最後まで一気に読んでしまうところはさすがの東野さん。

ラストは、「大ドンデン返し!」とまではいきませんが、
ただ単に、「不思議」で終わらさずに、
ホラーにもきちんと意味を持たせている
おもしろい作品です。

ダイイング・アイ 著:東野圭吾_a0114618_15224349.jpg


★★★★☆ 星4つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2010-11-25 15:25 | 読書


<< MOTO シルバー&18金 リング ラスト・ソルジャー >>