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ラブリーボーン

ラブリーボーン

2009年公開のアメリカ・イギリス・ニュージーランド合作映画で、
アリス・シーボルドの同名小説が原作です。

内容は、
私は、スージー・サーモン
あの日、私は14歳で殺された―
これは、私が天国に行ってからのお話。
14歳のスージーに起きた衝撃の事件と、
彼女の想いが起こす奇跡。
(Amazon参照)


監督:ピーター・ジャクソン 脚本:フィリッパ・ボウエン、他

主な出演者
シアーシャ・ローナン、マーク・ウォールバーグ、レイチェル・ワイズ
ローズ・マクアイヴァー、スーザン・サランドン、スタンリー・トゥッチ
リース・リッチー、etc...


殺された少女(スージー)が主人公で、
きっと次に狙われる家族を何らかの方法で助けたりする
サスペンスだと思ってみていましたが、
全然違いました。


若干ネタバレになりますが・・・・






本作の肝は、犯人の逮捕や事件の解決ではなく

スージーの犯人からの解放 と 残された家族が事件を乗り越える事
この2つに尽きます!!

謎が解けたり犯人が逮捕されるわけではないので
スカッとした気分になれませんが、

犯人が捕まらないままであったり、
犯人が捕まっても事件のトラウマに苦しみ続ける遺族がいる現実を
うまく切り取って表現している作品です。

それだけに、一言一言の言葉が重く感じます。


演じている俳優さんもシアーシャ・ローナン
まだ14~15歳(公開当時)の若さなのに
恐怖に震える表情や、愛情に満ち溢れた表情など
抜群の演技を見せてくれています。

将来のハリウッドの代表的な女優になる予感です。
ってもうすでに十分有名なスターですがww

もう1人忘れてはいけないのは、
犯人役のスタンリー・トゥッチ

僕の中では名脇役の印象が強かったんですが、
本作では、リアルな恐怖感を煽る犯人を熱演しています。
スゴイ怖さを秘めています。

想像していた内容とはかけはなれていましたが、
十分に満足できる作品でした。

ラブリーボーン_a0114618_11454684.jpg


★★★★★ 星5つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2011-04-09 11:46 | 映画&ドラマ


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