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ノルウェイの森

ノルウェイの森

2010年公開の日本映画で村上春樹の同名小説が原作です。

内容は、
高校時代に親友・キズキを自殺で喪ったワタナベは、
誰も知っている人間がいない東京の大学に行く。
そこでワタナベは空っぽな日々を送るが、
偶然キズキの恋人だった直子と再会する。
大切なものを喪った者同士付き合いを深めていき、
ワタナベは直子に魅かれていく。
そして、直子の二十歳の誕生日に二人は夜を共にする。
ところが、ワタナベの想いが深まれば深まるほど
直子の喪失感はより深く大きなものになっていき、
直子は結局京都の療養所に入院することになる。
そんな折にワタナベは大学で、小動物のように瑞々しい緑と出会う。
ワタナベは、直子とは対照的な緑と会うようになり、あるとき緑の自宅で唇を重ねる。
その後、直子から手紙が届き、ワタナベは直子に会い行く。
そこで、ワタナベはギターによるビートルズの「ノルウェイの森」を聴くことになる。
それは、直子が大好きな曲だった。
彼女はその曲を聴くといつも涙が止まらなくなるのだった…。
(Amazon参照)



監督・脚本:トラン・アン・ユン

主な出演者
松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、高良健吾、玉山鉄二、etc...


いや~スゴイ映画でした。
おもしろいってゆうのも少し違うし、
村上春樹の雰囲気が強く出てるってのも少し違うし・・・。

でも何か強い印象が残る作品でした。


元々、村上春樹さんの作品はあまり肌に合わず
しっかりと読んだのは1~2冊ぐらいしかありませんが、
ざっくりとした村上作品の匂いみたいなものはわかっているつもりです。

この映画からはその匂いがしっかりと感じることができました。

メインの3人
松山ケンイチさんはカメレオン俳優と呼ばれるだけあって
しっかりと役にはまっていますし、

水原希子さんは女優としては初の作品ということで
決して演技が巧いわけではありませんが
そのぎこちなさが逆にミステリアスでマッチしていました。

菊池凛子さんは相変わらず独特の存在感で圧倒的でしたが
どうにも年齢に無理があるようで気になってしまいました・・・。


監督が日本人で無い事もあってか幻想的な雰囲気で終始続くので
この雰囲気が好きか嫌いか大きく分かれると思います。

好き嫌いはあるでしょうがオススメできる作品です。

ノルウェイの森_a0114618_0251992.jpg


★★★★☆ 星4つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2011-07-31 00:25 | 映画&ドラマ


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