人気ブログランキング | 話題のタグを見る

プラチナデータ 著:東野圭吾

プラチナデータ 著:東野圭吾

内容は、
犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、
科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。
警察の捜査は難航を極め、
警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は
「NOT FOUND」。
犯人はこの世に存在しないのか?時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。
現場に残された毛髪から解析された結果は…「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。
犯人は、神楽自身であることを示していた―。確信は疑念に、
追う者は追われる者に。すべての謎は、DNAが解決する。
数々の名作を生み出してきた著者が、究極の謎「人間の心」に迫る。
(Amazon参照)


さすがの東野圭吾作品!安定感はハンパありません。
東野さんらしいサイエンス要素がたっぷり詰まったミステリーで
そこに成長物語、芸術、情報化社会など多くの要素が盛り込まれた作品です。

グイグイと引き込む力はさすがですし、
少しずつ真相をチラ見せしながらも肝心な部分は想像させるような所は見応え十分!

唯一文句をつけるならクライマックスの衝撃&意外感はそれほど強くなく
少し肩すかしをくらった感はあります。
(東野さんの作品って事でかなり過剰に期待しているのが原因かと思いますww)

2013年に二宮和也さんと豊川悦司さんで映画化されるって事ですが、
正直イメージに合わないのでどんな感じになるのか・・・。

小説自体はオススメの1冊です。

プラチナデータ 著:東野圭吾_a0114618_0444661.jpg


★★★★☆ 星4つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2012-07-21 23:45 | 読書


<< TREK サンダル × MAR... TENSE  FreeTEMPO >>