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あるキング 著:伊坂幸太郎

あるキング 著:伊坂幸太郎

内容は、
小地方球団・仙醍キングスの熱烈なファンである両親のもとに生まれた山田王求。
“王が求め、王に求められる”ようにと名づけられた一人の少年は、
仙醍キングスに入団してチームを優勝に導く運命を背負い、野球選手になるべく育てられる。
期待以上に王求の才能が飛び抜けていると知った両親は、
さらに異常ともいえる情熱を彼にそそぐ。すべては「王」になるために―。
(Amazon参照)


すごく評価がしずらい作品です。

本屋さんのPOPに
「今までの伊坂作品とは一味違います。
ミステリーも大どんでん返しもありません。
それを期待している方にはオススメできませんでのご注意を」とあったので
それなりに覚悟して読みましたが、全くその通り。

今までの作品とは完全に別方向を向いた内容です。

海外の古典読物「マクベス」を現在風&伊坂風にアレンジをしたって感じが
一番しっくり来るんですかね?

輪廻転生もテーマに入っているんだろうか・・・?

なんとも説明ができません。

ただ、今までの感じとは全く違うんですが、伊坂さんの匂いらしきものは感じられて
最後まで難なく読み進めることができます。

まぁ色々賛否両論ある作品だと思うので、
伊坂好きには試しに一度読んでみてください。損はしないと思おます。

あるキング 著:伊坂幸太郎_a0114618_125543.jpg


★★★☆☆ 星3つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2012-09-02 01:27 | 読書


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