蜜蜂のデザート 著:拓未 司
内容は、
神戸でフレンチ・スタイルのビストロを営む料理人・柴山幸太は、
デザートに力を入れようとスイーツの研究に励む。
<スイーツ・グランプリ>県代表の「テル・カキタ」に家族で食べに行ったところ、
息子・陽太に異変が。店には、以前も食中毒を起こしたというパティシエがいて……。
(Amazon参照)
前作「
禁断のパンダ」に続く「ビストロ・コウタ」シリーズの第2弾です。
前作に引き続き料理(今回はデザート)の表現は
涎が出てくるぐらいの素晴らしいものなのは相変わらずで、見事の一言!
読みやすくて最後までサクサクいくのは良いんですが、
前作に比べるとミステリー部分がどうにも物足りない内容。
わかりやすいミスリードにそれほど衝撃的でも無いクライマックス!
おもしろいのは間違い無いんですが、前作程の熱量もクオリティもありません。
デザート好きな方や前作が好きな人にはオススメですが
そうでない方にはそれ程強くオススメするほどではない作品です。
★★★☆☆ 星3つです!
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