同級生 著:東野圭吾
内容は、
同級生の宮前由紀子は俺の子を身ごもったまま、
そして俺の愛が本物だったと信じたまま事故死した。
俺にできる償いは本気の関係だったと皆に告白することと
事故の真相を暴くことだけだった。
やがてある女教師が関わっていたことを突き止めるが、
彼女の絞殺体が発見されるや、
一転俺は容疑者にされてしまう。
(Amazon参照)
舞台が学校。
ストーリーはかなり切ないものになっています。
トリック自体はそれ程難しい凝ったものではありませんが、
使い方がすごくうまいので古い作品ですが全然古臭く感じさせません。
主人公にあまり感情移入できなかったのが残念ですが、
ストーリー自体にはすごく惹きこまれるものがあって
次のページ、次のページへとドンドン先の展開が
気になって進んでいきます。
少しずつ真相が明かされていく辺りはさすが東野さんです。
ありきたりな印象を与えない
オススメのミステリー作品の1つです。
★★★★☆ 星4つです!
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