セッション(原題:Whiplash)

セッション(原題:Whiplash)

2014年(日本では2015年)公開のアメリカ映画です。

内容は、
名門音楽学校へと入学し、
世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン。
そんな彼を待ち受けていたのは、
鬼教師として名をはせるフレッチャーだった。
ひたすら罵声を浴びせ、
完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、
その指導に必死に食らい付いていくニーマン。
だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。
(シネマトゥディ参照)


監督・脚本:デミアン・チャゼル

主な出演者
マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、ポール・ライザー
メリッサ・ブノワ、オースティン・ストウェル、etc...


これは面白い!!
ガッツリはまってしまいました。

ただ、マイナス面も多くあるのでそこも忘れずに書いときたいと思います。

まず、邦題の「セッション」
原題の「Whiplash」はジャズの有名な曲名で
直訳すると鞭打ち(ドラマーの人でなる人が多いらしい)になるので、
そのままかいっその事振り切って全く違ったタイトルにすれば良いのに、
中途半端な変え方するから違和感が・・・
全然セッションが表にでる映画じゃないのに。


音楽に対する捉え方もちょっと引っかかっていて、
僕もBASSをかじってたクサレ音楽愛好家だから気になっているのかもしれませんが

主人公が目指している(フィッチャーが育てようとしている)先が
超絶技巧のドラマーで、

根性論的な指導方法で技術的なもののを叩きあげていくので、

音楽として偉大になるってゆうのが、
果たしてそれだけなのかってゆうのは大いに疑問視させられます。
なので、音楽映画として観るとツッコミ所がガッツリありますが、
見方を変えてスポ根として観ると違和感が少なくなります。


ですが、素晴らしい所がそんなマイナス面をはるかに上回っています。


全体的にかなり前のめりな展開で、
観てる人の意識が全く追いつかないぐらいワンテンポ早く
かつ想像の少し斜め上の展開が多少強引でありつつも
気にならないのが素晴らしい!!

カメラワークや映像もリアリズムを追求したようなものではなく、
どこか非現実感の感じるファンタジー的な切り口なので
さらに物語にのめりこんでいきます。

狂気と悲哀にじみた師弟関係やそれに付随した主人公とフレッチャーの
歪な心理描写が凄い!!

そして、特にこの映画が面白くて他の(音楽)映画とは違う所は

ラストシーンの衝撃!!

キレイな音楽映画にするならばラストシーンちょっと手前で曲が終わった所で
終わったっても良いのに、

そこから続くドラムソロからの終わって終わる所!!

これが歪で印象的でインパクトが凄い!!

1つ1つの描写も考えられていて、後で思い返すとヤベーってなりますし、
シンプルに特異さと面白さを融合された、
ある意味エンターテイメントに特化した素晴らしい作品です!!

これは絶対劇場で観た方がいい作品です!!

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★★★★★ 星5つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
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by ks-1518 | 2015-06-27 00:00 | 映画&ドラマ


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