アメリカン・スナイパー(原題:American Sniper)

アメリカン・スナイパー(原題:American Sniper)

2014年(日本では2015年)公開のアメリカ映画で、
クリス・カイルの自伝
「ネイビー・シールズ最強の狙撃手
(原題:American Sniper: The Autobiography of the Most Lethal Sniper in U.S. Military History)」
が原作です。

内容は、
イラク戦争に出征した、
アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル。
スナイパーである彼は、
「誰一人残さない」というネイビーシールズのモットーに従うようにして
仲間たちを徹底的に援護する。
人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、
その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。
故郷に残した家族を思いながら、
スコープをのぞき、引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。
4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。
(シネマトゥディ参照)


監督:クリント・イーストウッド 脚本:ジェイソン・ホール

主な出演者
ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、マックス・チャールズ
ルーク・グライムス、カイル・ガルナー、and more...


これぞクリント・イーストウッド映画ってゆうぐらい、
クリント・イーストウッドの一定した姿勢を表現している作品です。

戦争映画といえば、わかりやすく反戦か好戦のどちからに分かれますが、
この作品は一見してわかりやすい表現をしているわけではありません。

主人公はアメリカ軍のエリート集団で
ゴッリゴリの好戦的な集団ネイビーシールズ
その中で「伝説」との異名をつけられた実在の人物クリス・カイル

そんな主人公が自分でも気付かない内に戦争をいう魔物に蝕まれていき
PTSDに苦しみ、そこから立ち直った様子を描いています。

色々と取り上げたい部分はありますが、
1番はやはりエンドロールでしょうか?

戦争に苦悩し、本人は「伝説」の異名を明らかに嫌がっているのに対し、
それに反比例するかのようにヒーロー的なカテゴライズした象徴的な
国民達の見送り
この対比がとても薄ら怖い印象を受けました。
ここを表面的にとらえている人がいるので、
好戦とも反戦とも批評している人が分かれるところなんだと思います。

こんな表現をできるのはイーストウッドならでは!
衝撃の一作です。

P.S
個人的には戦争帰還兵の苦悩を描いている様子は
ランボー(1作品目)を思い出しました。

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★★★★★ 星5つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
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by ks-1518 | 2015-08-16 00:00 | 映画&ドラマ


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