ルーム(原題:Room)

ルーム(原題:Room)

2015年(日本では現在公開中 2016年4月現在)のカナダ・アイルランド合作映画で
エマ・ドナヒューの小説「部屋」が原作です。

内容は、
施錠された狭い部屋に暮らす5歳の男の子ジャックと、
母親ジョイ。彼女はオールド・ニックによって7年間も監禁されており、
そこで生まれ育った息子にとっては、
小さな部屋こそが世界の全てだった。
ある日ジョイは、オールド・ニックとの言い争いをきっかけに、
この密室しか知らないジャックに外の世界を教えるため、
そして自身の奪われた人生を取り戻すため、部屋からの脱出を決心する。
(シネマトゥディ参照)


監督:レニー・エイブラハムソン 脚本:エマ・ドナヒュー

主な出演者
ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブリー、ジョアン・アレン、and more...


内容の説明文から、
困難から脱出するサスペンステイストが強い作品かと思って観ましたが、
それは前半部分のみ。もっと深い作品でした。


今回はかなりネタバレなので、まだ観てない人はスルーしてください。




前半で、ジャックが読んでいる不思議の国のアリスの物語の一説から
脱出の決意をし、
初めて「部屋」の外には「世界」が広がっていることをジャックに教えてるジョイ

ジョイの活躍によりハラハラドキドキの展開の後、無事救出されますが
そこでこの物語は終わりません。

世間から好奇の目にさらされる2人(と家族)
ジャックは初めは全てに恐怖をいだいていますが、
少しずつ順応していくのに対し、

ジョイはジャックの出生や生い立ち、
普通の人生を送れなかった自分の運命などに押しつぶされてしまいます。

そこでまたもジョイを助けるのはジャック!!


特にクライマックスにあるシーンで、

部屋との決別をする所で2人にとって一つの区切りのなっていて
困難ながらも幸せな2人の未来を暗示させていて少し安心します。


表現方法では、
時折見せるジャックの目線を表現した主観映像で
ジャックの感動や恐怖などの感情表現が巧みで
ストレートに心に響いてきますし、

いくつもハッとさせられるセリフがあって、
特に、
「いけないママだね」
「でもママだよ」
には泣かされました。


愛と勇気に溢れたオススメの作品です。

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★★★★★ 星5つです!
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by ks-1518 | 2016-04-15 00:00 | 映画&ドラマ


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