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イキガミ

イキガミ

2008年に公開された日本映画で、
ビッグコミックスピリッツで現在も連載中の漫画が原作です。

内容は、
間瀬元朗の同名コミックを、松田翔太主演で映画化したヒューマンドラマ。
1/1000の確率で選ばれた若者の命を強制的に奪う“国家繁栄維持法”が施行された世界を舞台に、死亡予告イキガミ”を受け取った3人の若者を巡る最期の24時間を描く。


物語の中核をなす法律国家繁栄維持法
20~24歳の間に1000人に1人の確率で死にますよ。
身近に死を感じるでしょ?
だから一生懸命頑張れるでしょ?

ってゆう法律です。

原作である漫画を少しだけ読んでいるのでもう少し描いて欲しい
と思う部分は少しありましたが、
それを除けばすごく良くまとまっていると思います。

原作の設定がまず奇抜で目を引きますし、133分の中にいくつもイキガミのストーリーを
絡めさせているのは見事でした。
原作ありきの映画で期待はずれでない数少ない映画だと思います。

ただ、リアリティをこだわる人にはイマイチかもしれません。
僕自身設定に少し甘さのようなものを感じましたし、
(例えば、こんな法律が実施されているとして、
小さい頃から植えつけられていればみんな疑問を持たないんじゃないだろうか?
どうゆう経過があってこんな法律が施行されたんだろう
どうやって高性能な時限式のナノテクノロジーを開発できたのかetc..


逆にこうゆう思考遊びをするのにはうってつけの映画なので、見終わった後でも色々と考える事ができます。

どう考えてもハッピーな映画ではありませんので、
苦手な人は避けた方が無難です。
漫画の方がより残酷なのでもっとオススメできません。

興味を持たれた方は一度観てみてはいかがでしょうか。

イキガミ_a0114618_2034928.jpg


★★★☆☆ 星3つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~」HP版はコチラ
by ks-1518 | 2009-12-05 20:37 | 映画&ドラマ


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