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ハンニバル

ハンニバル

2001年公開のトマス・ハリスの同名小説を原作としたアメリカ・イギリス映画で、
羊たちの沈黙の続編です。

内容は、
ハンニバル・レクターが全米中を恐怖の渦に落とし入れた、
バッファロー・ビル事件の解決に協力した直後に脱走してから10年。
博士と関わり、事件の犯人を逮捕したクラリス・スターリングは、
今やFBIのベテラン捜査官。
しかし、ヴァージニアで任務についたクラリスはFBIに指名手配された麻薬売人
イヴェルダ・ドラムゴを射殺してしまい、その責任を追及されてしまう。
窮地の彼女に目をつけたのは、レクターに顔の皮膚を剥がされ、
恨みをもつ大富豪メイスン。
クラリスを餌にレクターをおびき出すため、
政界入りを狙っている司法省のポール・クレンドラーを利用し、
彼女をレクター捜査へ復帰させる。
その頃レクターは、イタリアのフィレンツェに潜伏しており、
フェル博士と名前を変えて司書の仕事についていた。
クラリスの動向を、この10年ずっと追い続けていたレクターは、
彼女に手紙を出す。(Amazon参照)


羊たちの沈黙の続編ということで
どうしても前作と比べてしまいます。
前作でのレクター博士とクラリスとの関係程
濃密に描かれておらず残念でした。

1つの映画として観れば、
スリルもあってゾクッとするようなシーンも多々ありおもしろいのですが、
この作品の骨格となる部分がレクター博士とクラリスとの関係(絆)
あると思うので、そこが描ききれていないのは少し物足りなく感じます。

今回はクラリスがどちらかというとレクター博士の引き立て役になっているので
大した活躍ができていませんが、その分レクター博士は
ものすごい威圧感や存在感を示しています。

ただ全体を通して前作を観ていないと伝わらない部分があると思うので
是非前作を観た上で本作を観賞することをオススメします。

ハンニバル_a0114618_129458.jpg


★★★★☆ 星4つです!
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「Piece of Life~日常の欠片~」HP版はコチラ
by ks-1518 | 2010-02-11 12:09 | 映画&ドラマ


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