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経済ってそういうことだったのか会議 著:佐藤 雅彦・竹中 平蔵

経済ってそういうことだったのか会議
著:佐藤 雅彦・竹中 平蔵


内容は、
貨幣の正体、株の話,税金の話など10章のテーマを実に平明に説明している。
たとえば貨幣では、佐藤氏が小学生時代に流行った牛乳瓶の蓋集めの話を持ち出し
、価値と交換を説明。
税金について竹中氏は「王様に税金の無駄遣いをさせないために、
民主主義が発生した。よい税金の条件は簡素、公平、中立を守らねばならない」
と語っている。また「競争力をつけるために日本では政府が補助し、
米国では競争させる」とも指摘、
終章では「貧富の差の拡大を抑える機能を持った競争」を提言している。
(Amazon参照)


頭の良い(勉強+回転の速い)後輩に
「おもしろい本貸して」と頼んだら出てきた本で
経済の入門書のようなものです。

よく「俺はかしこいだろ」って顔して
難しい専門用語を使って知識人を装ってる
偽かしこ人を見かけますがww

ホントにかしこい人は
よくわからない人にもわかりやすく
説明できる(してくれる)ってのがよくわかる本です。

だってホントに理解してないと
わかりやすく説明なんてできませんもんね。


色んな側面から経済について語ってくれています。
本当にわかりやすく丁寧に。

経済といっても難しいことではなく

お金、税金、労働、資本主義 など身近な事を
取り上げて、飄々と語っています。

予備知識もいらず、
社会に出てお金を稼いでいる人なら誰でも読む価値ありです。

そして何かの時にパラパラと辞書のように調べるような感じで、
後からも役にたつと思います

経済ってそういうことだったのか会議 著:佐藤 雅彦・竹中 平蔵_a0114618_10421481.jpg


★★★★★ 星5つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2010-05-23 10:43 | 読書


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