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ぎゃんぶるハンター 著:生島治郎

ぎゃんぶるハンター 著:生島治郎

内容は、
30歳を契機に、出版社を辞めた辺見直人。
以前の社長に誘われた麻雀で大負けし、自信喪失していた時、
1億円入りのカバンを拾った。
表にだせない金らしい。
辺見はこの金に自分の博才を賭けてみることにした。
運命は一変し莫大な資金を持つ謎の老婆が現われ、
美貌の孫娘までパートナーとなる。
人生のツキを確かめるため、
一族そろって本場マカオのカジノへ繰り出したが。
(Amazon参照)


1985年に発刊された古い作品です。

友人に貸してもらい読みましたが、
ギャンブル(ギャンブルに使われるゲームが)好きな方は愉しめる作品です。

麻雀に始まり、ブラックジャック、バカラなどで主人公が対決していきます。

ただし、中身自体はそれ程深いわけではありません。

漠然としたツキの表現と、シンプルな考え方。

最近では、多くのギャンブル漫画や小説、映画など出ている中では、
本作であまりハラハラ、ドキドキさせてはもらえません。

娯楽作品として読むならば、
麻雀の手や、バカラの次の手を待つ緊張感などは伝わってきますが、
それだけ。

ギャンブルを通して何かを伝えるといったものはありません。

軽い気持ちで読むには良い本です。
ただし、麻雀、ブラックジャックなどのゲームのルールがわかっていないと
イマイチ理解するのが難しいので気をつけてください。

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★★★☆☆ 星3つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2010-09-02 12:33 | 読書


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