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ハーパーズ・アイランド 惨劇の島(HARPER´s ISLAND)

ハーパーズ・アイランド 惨劇の島
(HARPER´s ISLAND)


2009年にアメリカで放送されていたテレビドラマです。

内容は、
自然に恵まれたハーパーズ島では7年前、
6人が惨殺される凶悪事件が起きた。
その後、平和を取り戻したかに見えるその島で、
ヘンリーとトリッシュという幸せなカップルが結婚式を行うことに。
7年前に母を惨殺された、
ヘンリーの幼なじみであるアビーも
式に出席するため島に戻ってくるのだが、
新たな恐怖が始まろうとしていた…。



監督:ジェフリー・ベル、ジョン・タートルトーブ
脚本:アリ・シュロスバーグ

主な出演者
エレイン・キャシディ、クリストファー・ゴーラム、ケイティ・キャシディ
C・J・トマーソン、ジム・ビーヴァー、マット・バー
クリス・ゴーシャー、ブランドン・ジェイ・マクラレン
and more...


全13話で構成されています。

第1話 ハーパーズ島への船出
第2話 獲物を高く吊るせ!
第3話 タトゥー・ガールの眼は赤い
第4話 水の中のワイフ
第5話 頭上の凶器
第6話 偉大なるウェリントン家の人々
第7話 私をキャンプに連れてって
第8話 彼らはフェリーに間に合わなかった
第9話 明るくなるまで待って
第10話 裁かるるミルズ
第11話 地下道は出たけれど
第12話 崖の上のトリッシュ
第13話 悲しみは海の彼方に


アメリカのドラマとしては珍しく、
1シリーズ完結のドラマです。
(アメリカのドラマは視聴率が取れば
 半永久的にシーズンを重ねていく傾向があります。)


ハーパーズ・アイランドという島が舞台で、
5話までは、結婚式ムードが漂う陽気で明るいムードに包まれながら
登場人物が気付かない所で1人、また1人と殺されていきます。

5話のラストで、初めて登場人物の目の前で殺人が行われるわけですが、
ここからの展開が素晴らしい!!

陽気なムードが一転、暗くて殺伐とした空気に覆われます。

一体、誰が犯人で、誰が被害者なのか。
ミスリードも巧みで、
中々真実に到達できません。

僕が犯人に気付いたのは、
最終回の1回前の12話と中盤ぐらい。
(確信はありませんでしたが、自信はありました。)

思い返せば、納得できるシーンがたくさんあって、
その辺りも本作の巧みなところです。


役者やスタッフにもストーリーの展開を伝えていないから
犯人役の人も犯人として演じておず、
すごくリアルな演技になっています。
(ここら辺は24シリーズと一緒ですね)

編集やカメラワークも素晴らしく、
中盤以降恐怖を煽る為にカメラの動きやカットを早くしたり
スローにする事で登場人物の恐怖を描いたりと
みるみる引き込まれていきます。

久々に観た上質のサスペンス・ミステリー(ホラー要素もか?)

映画では表現できない、
また今までのドラマとは一風変わった
独特でおもしろいドラマでした。

文句の無いオススメのドラマです。

ハーパーズ・アイランド 惨劇の島(HARPER´s ISLAND)_a0114618_1325418.jpg


★★★★★ 星5つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2010-09-14 13:25 | 映画&ドラマ


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