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世界がもし100人の村だったら 翻訳:池田 香代子、C・ダグラス・ラミス

世界がもし100人の村だったら 翻訳:池田 香代子C・ダグラス・ラミス

内容は、
アメリカのイリノイ州出身のドネラ・メドウス教授は1990年、
「村の現状報告」と題した小文を著した。
この小文では世界をひとつの村にたとえ、
人種、経済状態、政治体制、宗教などの差異に関する比率はそのままに、
人口だけを1,000人に縮小して説明している。
これがネットを介して伝えられていくうちに、
100人に人数が減り、また部分的に削除されたり、
逆に加筆されたりして流布しているものと考えられる。
本作は、翻訳家の池田香代子とC・ダグラス・ラミスが再話したものです。
(Wikipedia引用)


一時期はテレビなどでも取り上げられて有名なこの本。

6~7年ぐらい前、古本屋で105円で購入した1冊ですが、
十分過ぎるほどにもとを取った気がします。

この本を読んでまず最初に思ったのは、
自分が恵まれているということ。

単純にそう思います。

今、日本に生きていて
この本に書かれているような実情は
(数字的に間違いがあったとしても)
自分で目を向けなければ決して目に入ってこないように感じます。

そういった意味では本作は非常に有意義な1冊じゃないでしょうか。


ただ目線がどうしても資本主義的な感じがするので、
この本を読んだだけで、深く考えてしまう自分は
もしかして独りよがりなのかな?とも考えてしまいました。

こういった事を考えさせてくれるだけでも本作は優れている作品だと思います。
損にはならないとので、1度読んでみてください。

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★★★★☆ 星4つです!
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「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2011-04-16 01:21 | 読書


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