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アンドリューNDR114

アンドリューNDR114

1999年公開のアメリカ映画で、
アイザック・アシモフの「バイセンテニアル・マン」が原作です。
(原題は同じくThe Bicentennial Manです。)

内容は、
そう遠くない未来のある日。
郊外に住むマーティン家に届いた荷物は、
父親のリチャードが家族のために購入した家事全般ロボット“NDR114”だった。
最新鋭の機能を持ちながらも,礼儀正しく、
どこかアナログ感も漂わせるこのロボットは“アンドリュー”と名付けられた。
アンドリューの主な仕事は,彼が“リトル・ミス”と呼ぶ末娘の子守り。
その仕事を通して、いつしか機械が持つはずのない
個性ー感受性や創造性を見せるようになっていく…。
(Amazon参照)


監督:クリス・コロンバス 脚本:ニコラス・カザン

主な出演者
ロビン・ウィリアムズ、エンベス・デイヴィッツ、サム・ニール
オリヴァー・プラット、ウェンディ・クルーソン、etc...


原作者はテレビ番組トリビアの泉の冒頭にある
「人間は無用な知識が増えることで快感を感じることができる唯一の動物である」
の名言を残したアメリカの有名なSF・推理作家であり生化学者の
アイザック・アシモフです。
この人の作品が原作ということに最近になって初めて知りました。
(恥ずかしい・・・)

90年代後半の作品は好きな作品が多いですが、本作もその内の1つです。

本作で何といっても素晴らしいのは
主演のロビン・ウィリアムズの表情の変化!!

始めは自我を持つものの顔のパーツで動かせるものがほとんど無いので
中々感情を表せなかったんですが、
少しずつ改造を重ねることによって
表情が豊かになっていく様子は素晴らしいです!

ホントこの人は人の感情(喜怒哀楽)を表現するのが巧みです。
(今回はロボットですがww)

クライマックスのシーンが決してお気楽なハッピーエンドではありませんが、
主人公達の本当に満足している様子が描かれていて
悲しいながらも幸せな気持ちにさせてくれます。

本作以降に公開された作品の中で似たようなものがいくつかありますが、
本作以上の作品は無いように感じます。
(出演者の豪華さとかCGは負けているでしょうが)

オススメの作品の1つです。

アンドリューNDR114_a0114618_0544220.jpg


★★★★★ 星5つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2011-06-06 23:55 | 映画&ドラマ


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