銀行総務特命 著:池井戸潤
内容は、
極秘「企業選別リスト」の売買事件、
美人女子行員「AV出演」で明るみに出た銀行員の淫靡な欲望、
ストーカー事件の陰に隠された陰謀、
人事VS.総務の熾烈な暗闘、
破綻銀行のペイオフ発動に仕掛けられた罠……
見かけは端正で完璧なエリート集団が引き起こす生々しい不祥事に、
総務部特命が挑む!
(Amazon参照)
下町ロケットや鉄の骨で有名な池井戸潤さんの作品です。
といってもその有名な2つの作品は未読です(笑)
以前
空飛ぶタイヤ読んだ時に衝撃を受けましたが
本作は短編集なのでそこまでの重厚な内容では無く少し物足りない内容です。
銀行を舞台に色々な方面から問題を取り上げてあるので
その点はすごくおもしろいんですが、
何せ短編なものでどうにもテンションが上がりきる前に終わってしまいます。
おもしろいのはおもしろいんですが、どうしても空飛ぶタイヤと比べてしまいます・・・。
短編集としては短い中で経済系の話題が盛り込まれているのでオススメです。
★★★☆☆ 星3つです!
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「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ