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真夏の方程式 著:東野圭吾

真夏の方程式 著:東野圭吾

内容は、
夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。
一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。
翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。
その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。
これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。
(Amazon参照)


6月には実写映画化もされるんですが、
ん~おもしろい!のはおもしろい!
でもガリレオシリーズって考えると、ん~~~どうなんだろ。

シリーズ第6弾で3作品目の長編ですが・・・
感覚的には容疑者xの献身と間逆のような作品。

犯行の動機うんぬんや、その真実が明らかになっていく様子は
すごく良くできていてますし、感動的と言えば感動的なんですが、
どうにも感情移入できないし、
読み終わった後に正直「これで良いの?」って思ってしまいました。

容疑者~の方は
ラストで胸を締め付けられるような気持ちにさせられてのとは対照的。

いつもの短編のような化学×ミステリーではなく
純粋な人間模様と自然を描いた作品なので
短編ファンはちょっと違うように感じるかもしれません。

真夏の方程式 著:東野圭吾_a0114618_9574651.jpg


★★★★☆ 星4つです!
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「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2013-05-23 09:58 | 読書


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