贖罪の奏鳴曲 著:中山 七里
内容は、
御子柴礼司は被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士。
彼は十四歳の時、幼女バラバラ殺人を犯し少年院に収監されるが、
名前を変え弁護士となった。
三億円の保険金殺人事件を担当する御子柴は、
過去を強請屋のライターに知られる。
彼の死体を遺棄した御子柴には、鉄壁のアリバイがあった。
(Amazon参照)
ん~どうなんだ?面白いけど・・・
途中までの展開は秀逸で、次を読ませたくなるような謎の連続。
御子柴のキャラも冒頭から強烈な印象を与えて
事件の謎と並行して、
御子柴のキャラクターの秘密の紐をほどいていくといった内容
デビュー作の「連続殺人鬼カエル男」の登場人物もチラっと登場して
ファンサービスもあり!
ですが、犯人が七里ファンなら予想がつきやすい…。
面白いんですが、その点だけちょっと・
七里作品を未読の方は十二分に楽しめるんじゃないでしょうか?
★★★☆☆ 星3つです!
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