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ホビット 決戦のゆくえ(原題:The Hobbit-The Battle of the Five Armies)

ホビット 決戦のゆくえ
(原題:The Hobbit-The Battle of the Five Armies)


現在公開中(2014年12月現在)のアメリカ映画で
J・R・R・トールキンの小説「ホビットの冒険」が原作で、
ロード・オブ・ザ・リングシリーズの前日譚です。
2012年公開の「思いがけない冒険」2013年公開の「竜に奪われた王国」に続く
ホビット3部作の3作品目です。

内容は、
ドワーフの王国を取り戻すべく旅をしていたホビット族のビルボ・バギンズやドワーフのトーリンらは、
竜のスマウグからついに王国を奪い返す。
しかし、スマウグは人々を襲い、その一方でトーリンが財宝を独り占めしようとし、
ビルボがそれを止めようと危険な選択をしてしまう。
そんな中、宿敵サウロンが奇襲を仕掛け、
ドワーフとエルフと人間の間では対立が深まり……。
(シネマトゥディ参照)


監督:ピーター・ジャクソン
脚本:フラン・ウォルシュ、ギレルモ・デル・トロ、etc...

主な出演者
イアン・マッケラン、マーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ
エヴァンジェリン・リリー、リー・ペイス、ルーク・エヴァンズ、
ベネディクト・カンバーバッチ、オーランド・ブルーム、and more...


うん。最終章として十分に楽しめました。

大迫力で大勢がごった返して戦うにも関わらずよくわかる戦闘シーンや、

一つ一つの設定やストーリー、小物に至るまで
緻密につくりこまれていて、
まるで実際にあっただと思わせるような所は見事の一言。

大勢の登場人物の魅力たっぷりに劇中を登場させて、
前ロード・オブ・ザ・リングシリーズに繋がる伏線を潜ませて面白い。

シリーズを通して観るならかなりの完成度の高さで、
本作は観る価値大アリなんですが、

この作品単体で考えるとちょっと・・・な点はいなめません。

前作でスマウグ(竜)が目覚めた所で終わったんで、本作でどうなるかと思ったら
結構序盤にスマウグ倒しちゃってちょっと肩すかしされますし、

スマウグに対して物語の中心で戦うオークの軍団が弱く感じてしまって・・・。

そして、戦闘シーンが見応えあるのに反して、
ストーリー自体はほとんど動きがく、
しかもかなり強引な展開にしている所もチラホラ・・・

良い点悪い点ごっちゃまぜなんで、
シリーズを通して楽しんでいる方には面白く、
シリーズあんまり知らない人はチンプンカンプンな作品だと思います。

僕は雑さ加減がちょっと鼻についたので★1つ減らしたいと思います。

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★★★★☆ 星4つです!
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「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
by ks-1518 | 2014-12-26 00:00 | 映画&ドラマ


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