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ヒッチコック(原題:Hitchcock)

ヒッチコック(原題:Hitchcock)

2012年(日本では2013年)公開のアメリカ映画で
アルフレッド・ヒッチコック監督による
1960年の映画 「サイコ」の製作の舞台裏を描いた作品です。

内容は、
1959年、作品の高評価とは裏腹に監督としてはアカデミー賞に縁遠かった
アルフレッド・ヒッチコックは、
後にサスペンス映画の金字塔と称される『サイコ』の製作に着手。
しかし独創的かつ奇抜であるがゆえに資金繰りは難航し、
数々の困難に見舞われてしまう。
さらに、常に彼を支え続けてきた最大の理解者である妻アルマとの関係まで
ほころびが生じてきて……。
(シネマトゥディ参照)


監督:サーシャ・ガヴァシ 脚本:ジョン・マクラフリン

主な出演者
アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン、スカーレット・ヨハンソン
ジェシカ・ビール、and more...


製作・脚本・編集・美術を殆ど全て自分でしていたサスペンスの神様で
最も有名な映画監督の1人であるアルフレッド・ヒッチコックが
最も有名な作品の1つ「サイコ」を作成した舞台裏を描いた作品です。

作品的にはサイコを観ていなくてもそれなりに楽しめますが、
観てないとこの作品の良さをきちんと理解できないかと思います。

オススメとしては、サイコ観て、ヒッチコック観て、
もっかいサイコ観るってゆうのがオススメ
(実際僕はそうしましたww)

ビジュアル面はヒッチコック演じたアンソニー・ホプキンスや
ジャネット・リーを演じたスカーレット・ヨハンソンなど
ちょっと似てるとは言い難いですが、
そこは名演2人なので、それほど違和感なく入っていけます。

ストーリー展開は(フィクションが多めですが)
サイコを製作する過程と
ヒッチコックとその妻アルマ・レヴィルの老夫婦2人の関係を描いていて
クライマックス直前まで歯車がかみ合って無い感じで展開していって
最後歯車がガシっとはまってメデタシメデタシってゆう感じなので、
その辺りはきちんとエンターテイメントしていて
普通に物語として楽しむことができます。

さらに、ヒッチコックの人間性や妻アルマとの関係性
そして、サイコの製作の裏側や製作秘話が含まれていて
サイコを観た後ならニヤリとしてしまうようなシーンやセリフもたくさんあります。

ヒッチコック映画的な演出も多くあって、
個人的には
ラストシーンでの語りで次作の「鳥」を絡めたネタが入っているのが
個人的にニヤリとしました。

物語としての面白さはまずまずですが、
ヒッチコックとサイコの事をざっくりと知れる良い作品です。

ヒッチコック(原題:Hitchcock)_a0114618_02060886.jpg

★★★★☆ 星4つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ


by ks-1518 | 2015-07-07 00:00 | 映画&ドラマ


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