2014年 03月 04日 ( 1 )

白ゆき姫殺人事件 著:湊 かなえ

白ゆき姫殺人事件 著:湊 かなえ

内容は、
化粧品会社の美人社員が黒こげの遺体で発見された。
ひょんなことから事件の糸口を掴んだ週刊誌のフリー記者、
赤星は独自に調査を始める。
人人への聞き込みの結果、浮かび上がってきたのは
行方不明になった被害者の同僚。
ネット上では憶測が飛び交い、週刊誌報道は過熱する一方、
匿名という名の皮をかぶった悪意と集団心理。
噂話の矛先は一体誰に刃を向けるのか。
(Amazon参照)


ん~~~~~~複雑な作品だ。

内容が複雑で理解できないんじゃなくて
良いか悪いかって聞かれると答えに窮してしまいます。

文章は読みやすいし、
色んな人物に取材した内容をまとめた資料ってゆう形式で
読ませるのも面白い。

色んな人が話(取材に来た人)相手に
興味を持ってもらおうと思ったりして話を盛ったり
面白いように(本人が気づいている、気づいていないに関わらず)
改ざんする様子はリアルかつ恐ろしくて
その点はこの作品の最も面白い所の1つです。
犯人も終盤にならないとわからなくされているのも良いんですが、

本の最後の方2/5ぐらいのペースを
記者のマンマロー(作中のツイッターのようなもの)がつぶやいた
事件に関する内容や、
関連資料って事で色んな雑誌の内容なんかを載せているんですが、
それまでの話に出てきた内容を後追いしているだけで
必要性が感じられませんでした。
一応目を通しましたが、途中から苦痛なぐらいです。

新しい趣向は目新しいし、面白いっちゃあ面白いんですが、
告白の劣化版をアレンジしただけのような印象になってしまいました。
なんだか惜しい作品です。

もうすぐ中村義洋監督で映画化されるので、そちらに期待したいと思います。

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★★★☆☆ 星3つです!
過去のレビューリストはコチラ

「Piece of Life~日常の欠片~HP版」はコチラ
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by ks-1518 | 2014-03-04 12:24 | 読書